世界にひとつだけの花

▶︎ 命の水の泉から

私の愛用のアメリカの食材店で、焼きおにぎりの冷凍を売っていることを発見。しかも8つで2ドル46セントと安い。けっこうおいしくて驚く。日本製ではなく、アメリカ国内で製造している。もちろん、子供のころ、母が夏、少し饐えかけたご飯を握り、ガス台の網で焼いて食べさせてくれた時の焼きおにぎりとは比べることはできないが、結構食べられる。

時代も変わったものだ。20年くらい前にはアメリカでお弁当にお結びをもっていくと、「ライスボールなんて、気持ち悪い」と言われたものだ。ところが、そのころでも、度胸のある娘さん(彼女は米国生まれ)がいた。

私の友人の娘さんでここ生まれだが、お母さんは日本から来た人だ。たった5歳くらいだったが、はやしたてる米国人の子供たちに向かって、「You do not know what you are missing」(こんなおいしいものを知らないなんてかわいそう)と皆の前で堂々と食べた。そうなると、冷やかした方も興味が沸くらしく、ひとりが試し、また一人が試し、みんなが欲しがるようになり、友人は娘さんの分だけではなく娘さんのクラスメートにも時々おにぎりを作ってもっていったそうだ。

とかく人と違ったり、違うことをしたりすると、冷やかされたり、バカにされたりする。特に日本では皆と同じであることが一番安全なこととされている。身体にハンディがあったらそれこそ、いじめられる。

先日生まれつき片方の足が発育しない状態で生まれた、ロサンゼンルスに住む4歳の男の子が義足をつけ、レイカーズの選手になりたいとバスケットボールに興じているメールの動画がきた。ニュースで報道されたものが、好評でその後メールで流されたのだ。

彼は自分の義足を堂々とクラスに行って子供たちに見せる。子供たちも彼をいじめたりせずに、興味津々、義足の動きを感心して観察していた。他人と違うことが、恥ずかしいことではないということをこの子は堂々とみんなにアピールしていると、そのニュースでは強調していた。

神様は私たち一人ひとりを違う人間に創られた。また皆同じようなことをするようには創造されなかった。一人として、同じ指紋の人はいないという。神様はむしろ一人ひとりがあの歌にあるように世界でたったひとつの花を咲かせてその神様からいただいた自分のユニークさを、世の人に知らせる事を望まれる。この義足の男の子のように。

 「ところで、わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並はずれて偉大な力が神のものであって私たちから出たものでないことが明らかになるために、第2コリント4-7」

竹下弘美


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